決戦!MOBA blog

moba の情報発信します ( 平安京、非人類メイン )

最近の日本の MOBA 事情

最近の日本の MOBA 事情について思うことをつらつら書きます。

近年リリースされた主なゲームは以下となります。

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・2018年2月 オーディンクラウン 開発元 GameJeans  ( Cygames関連会社 )

・2018年4月 光と闇の対決 開発元 FightSong 

・2018年4月 決戦平安京 開発元: NetEase

・2018年11月 Arena of Valor 開発元:テンセント

・2019年1月 非人類学園  開発元:NetEase

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この内日本が開発したのはオーディンクラウン、光と闇ですが、オーディンクラウンはわずか半年足らずでサービス終了となっています。また、光と闇は Android は DL 可能ですが、 iSO は配信が停止しており、 ゲーム自体の更新も完全に停止しており、完全に放置されている不自然な状況となっています。日本の開発って終わってますね・・・。

 

それ以降は中国産です。決戦平安京はリリース当初はそこそこ盛り上がった感はありましたが、マッチングシステム改悪で日本サーバ内でのマッチングが優先された結果、待ち時間が増大し、更に日本人が減るという悪循環が発生しました。現在は多くの人が他のゲームや、韓国サーバや中国版の平安京に散っており閉店ガラガラな状況です。日本版が生き残る道としてはマッチングをアジアサーバと合体させる以外ないと思います。S4 で大幅アップデートがあるようですが、そこで変わることを祈るしか無いですね。これからやろうという方は中国版をオススメします。

 

AoV はリリース当初こちらの記事に書いた懸念通りって感じですね。あまり宣伝しなかったため初動でかなり損していますし、日本サーバを隔離しているので過疎化が始まっておりマッチングが遅くなってきています。日本人にはリアル調のキャラモデルとかガチガチの雰囲気はあまり受けないみたいですねえ。あとは、時期が近い非人類学園とどうしても比べられると思いますが、圧倒的に全体的に暗い、雰囲気が重いですね。

moba.hatenablog.com

 

そしてもっとも最近リリースされた非人類学園は、こちらもあまり宣伝はしていなかったように見えますが、意外に好調なスタートを切っており、かなりバグが内在しているものの概ね好評を得ているようです。やっぱり日本人にはアニメ調が受けますね。 MOBA ファンではなく、MOBA やったことがない新規層をかなり引っ張ってきている印象です。ゲーム配信等も割と多くやられているようで、その辺りからも新規層を獲得していそうです。

 

日本では MOBA が全く定着しませんが、スマホゲームで例外的にそこそこ安定した人気を維持しているのはコンパスだと思います。MOBA と言えるかは別として。コンパスは齧った程度しかやったことがありませんが、続いている理由としてはアニメ調のキャラモデル、人気ゲームやアニメとのタイムリーなコラボによるところが大きいのかなと思います。非人類学園が生き残るにはコンパスが参考になると思います。そういう意味では、先に中国でリリースされているヒーローアカデミアとのコラボはかなりいい線いっているのでは無いでしょうか。